ブログに完成品の写真を載せていなかったのを思い出し、
凄く時間が開いてしまいましたが
ちゃんと完成したんだよ、という証拠も兼ねて
完成写真を載せることにします。
まずは設定画風の正面から。

全身筆塗りで仕上げました。
コクピットハッチや爪の質感を変えたくて
これらの部分は光沢にしたのですが・・・
塗膜表面の波打つ感じがもろに反映されてしまい
ちょっと失敗したかな~って気もしますが・・・( ̄ω ̄;)
まぁこれも良い経験かと。
設定画風の背面。

各部位を2mmくらいずつ縦横に拡大して
全体を大型化しているのですが・・・
あまりそんなふうに見えませんね(汗)
けっこう手間かかったのになぁ・・・(;∀;)
腹と股間の爪や、手の爪など、一回り大型化しています。
手の爪は根元にボールジョイントを仕込んで可動化。

前腕部の3門の機銃や手の平のフレイボム発射口は
市販のディテールアップパーツを使って作り直し。
剣は、鞘に収まった状態を表現するグリップだけのものと、
抜いた状態のものの2種を作りました。

抜いた剣のグリップ側面にボールジョイントを生やしてあり
これを手の平のフレイボム発射口にはめ込むことで
しっかりと保持させることができます。
この仕組みはロボット魂を参考にしています。
薄羽はパソコンで翅脈(しみゃく)をデザインし、
OHPフィルムに印刷したものを使用しています。

新たなマテリアルとして実験的に使用してみましたが
OHPフィルムだと薄すぎるのと、
印刷だと凹凸がなくて味気ない仕上がりになるので
この手法は次からは薄羽の表現には使わないと思います。
スラスター内には生物的に見えるよう
フリーハンドでスリットを彫っています。

股関節やヒザ関節の隙間に見える
オーラリキッドを循環させている管は
1mmのゴムひもを通して表現してみました。
今回、水性の塗料を筆塗りでおこなう、という
実験も兼ねて製作してみました。
青をシタデルカラー、
赤をクレオスの水性カラー、
グレーをタミヤの水性アクリルカラーで
塗っています。
クレオスとタミヤの水性は
少しラッカー成分を含んでいるようで
乾燥後にしつこく重ね塗りをしていたら
先に塗ってあった塗膜が溶けてこそげてしまいました。
水性なので大丈夫だろうと思って油断しました(汗)
まぁ薄めるのを水ではなく
専用薄め液にしたのも要因にあるのかもしれませんね。
水で薄めれば溶剤の比率は相対的に減るはずなので。
シタデルのほうは水で薄めたせいもあるかもしれませんが
何度塗り重ねても下地を溶かしたりこそぐこともなく
ストレスなく塗ることができました。
筆ムラや塗膜の凸凹も皆無でした。
ただ、サフ地の上への食いつきは
先の2つのカラーよりも弱いようで
乾燥後に指で触っていた場所から少しずつ青色が剥げて
サフ色が出てきてしまいました。
一応、塗装後に水性のトップコートを吹いて
塗膜を保護しておいたんですがねぇ・・・
ラッカーのトップコートにしておくべきだったか・・・( ̄ω ̄;)
というわけで、
あくまで個人的な感想ですが
塗りやすさと食いつきの良さ、
一長一短という感じでしたね。
ただ、まだ僕が筆塗りをうまくできないだけかもしれませんので
もっと筆塗りをやり込めば
またいろいろ違った結果になるのかもしれませんね。
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