似るようにいじってみました。
これがZ版の設定画の腰回りです。

キットの腰回り。

フロントアーマーと、ふんどしの形状変更を行います。
まずはフロントアーマーから。
邪魔な切り欠きを埋めてから、少しハイレグ的な角度を
ゆるい形状に修正します。

ガイドとしてマスキングテープを活用しています。
裏側。

念のため裏打ちしています。
形状を変更したところです。

ハイレグは改善されましたが・・・
キットは股間部へ近づくほどアーマーが厚くなっています。

そこで、アーマー厚が均一に近くなるように修正します。
幅を均一にするガイドとしてマスキングテープを利用しています。

このテープを目安に、アーマー裏を削っていきます。
厚みが均一に近くなるように修正しました。

アーマーを腰に取り付けてみました。

フロントアーマーとサイドアーマーとの間に
大きく隙間があいてしまいます。
これはキットの仕様なので、修正しましょう。
とりあえず、サイドアーマーを幅増しすることにしました。

取り付けたところ。

隙間は軽減されたように思います。
しかし、ここで問題に気づきました。
サイドアーマーがフロントアーマーよりも長いのです。

修正して長さをそろえることにします。
設定画を見ると、サイドアーマーは正方形に近い形状です。

そこで思い切って下端を削って長さを縮め、
正方形に近くなりました。

武器取り付け用の穴も埋めてしまいました。
もともとジムIIIでランチャーを付けるための穴なので、
ランチャーのないジムIIには無用の穴ですからね。
下端を削る際、念のため裏打ちしました。

次に、ふんどしアーマーの加工。
キットはエッジが立ちすぎているので、これを除去します。
しかし、そもそもふんどしが出っ張りすぎなので、
まずは大幅に削って薄くしました。

ふんどしの上端側はうっすらとエッジを残し、
下端側はエッジがない平面になるように加工しました。

ここまでのパーツを組み合わせたところです。

だいぶ設定画に近くなったと思います。
ふと見ると、今度はリアアーマー側に問題が。
キットはリアアーマーが跳ね上がった形状で造形されているので
クサビ上の隙間があいてしまいます。

これもキットの仕様ですので、修正することにします。
ただ、単にリアアーマーを閉じるだけだと
フトモモにリアアーマーが干渉し、
モモのロールがしづらくなってしまいます。
そこで、リアアーマーは可動化させることにしました。
まずは、アーマー部分とふんどし部分(わずかですが)を
切り離します。

リアアーマー裏を整面します。

アーマー下端にあるフンドシ風のディテールを切り離します。

切り離したところです。

切り離してできた穴を埋めます。

アーマー裏にスプリングを取り付けます。

続いて、ふんどし側の加工。
プラ板を貼り付けます。

さらにプラ板を付け足し、
リアアーマー下端から切り取ってしまった
ふんどし下端形状を復元します。

取り付けたところです。
サイドアーマーとリアアーマーとの間に隙間はなくなりました。

あと、ふんどし部分とリアアーマーとの間にも隙間ができないよう、
すり合わせを行いながらギリギリまで調整しました。
ふんどし下端部を残してリアアーマーを
跳ね上げられるようになりました。

これでようやく、腰回りの基本的な形状変更は一段落。
しかし・・・
ここからさらに、ディテールアップが必要ですね。
なかなか終わりが見えないな~・・・
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完成楽しみにしております。
しかしこのジムII、実は製作開始当初は
ヒジと肩を直したかっただけだったんですよ。
それが、気が付けばあーだこーだいじっていまして
ほんと、自分でも笑っちゃうくらいです(笑)
まぁ、いつもの事っていえば、いつもの事なんですけどね(苦笑)