リアル感を出すことも兼ねて、シリンダーを仕込んでみました。

2㎜真鍮パイプ(内径1㎜)と1㎜洋白線の組み合わせです。
当初は、「動かないダミーのシリンダーでいいや」と
作業を始めたのですが…
いつのまにやら、可動できるシリンダーになっていました・・・(^ω^;)
前屈状態にして側面から見たところ。

足首を伸ばした状態を前面から見たところ。

・・・粗が目立つので、完成後は
あんまりこのアングルで見られたくないですが(汗)
足首をひねってみたところ。

一応、基本的な動作にはシリンダーが追随できます。
アンクルガードをはずして・・・
前屈にしてシリンダーを最大に縮めたところ。

最大に伸ばしたところ。

構造はけっこう単純で・・・
分解すると、こうなってます。

この写真ではスネアーマーとアンクルガードは割愛してます。
10㎜で切り出した真鍮パイプの上端3.5㎜ほどにスプリングをかぶせ、
そのスプリングを黒瞬でスネ内部に固定してます。

使用しているスプリングは、WAVEの「A・スプリング」の「2.5」。
これはコイル線が0.2mmと細く、
とても柔らかく可動します。
そして、足首側の加工。
これは加工前の状態。

ポリキャップをはずして、
パーツを分解した状態です。
これを・・・
このように切り欠いてしまいます。

そして、
1㎜洋白線を、内径3㎜のRになるように曲げます。

曲げる際には外径3㎜の真鍮パイプをゲージにしました。
長さは現物合わせで、曲げてから2本そろえてカット。
切り欠いた部分にこのようにはめます。

ポリキャップを取り付けます。

このポリキャップがフタの役割を果たすので、
洋白線が勝手に抜けることはなくなります。
右側面側のパーツをはめれば、出来上がり。

加工前のパーツとの比較。

洋白線のシャフトが自由に可動できるよう、
足首にあけた切り欠きは大き目です。
アンクルガードで上手に隠すことにしましょう(笑)
このシリンダー、できてしまえば簡単な仕組みなんですが、
実は構造をかなり思案していまして…
試行錯誤の末、一日がかりでようやく完成しました。
「失敗したら、そのとき対処を考えよう」って特攻してみたら、
思ったよりもうまくいった、っていうのが本当のところですが。
ま、そこは良かったとしても・・・
悲しいけど、これでようやく片足分なんですよね~。
なんかすでに、片足分だけで燃え尽きた感が・・・(汗)
ま、もう片方、やるしかないんですけどね…(ノД`)・゜・。
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熱気を感じる工作と仕上がり、そして、どのベクトルにも対応する可動範囲も秀逸!!
マジでかっちょいいわぁ!
で、、、、1個気になる点、、、
兄さんも冬弥ファンとして、ひとつだけ、アドバイス書いていきます、、、
切り出した真鍮管の見える側(先端部位)に関して、どうやって手軽にきれいにするか?
(UP画像に耐えられるようにするか?)
最初に、切り出した面を鉄ヤスリで、あらかたのテーパーを入れておき、ドリルまたはルーターでくわえて、回しながら、ペーパーを当てると、メーカーパーツのような、テーパーが綺麗に出た、パーツが出来ると思います!
少しだけ余分に時間がかかるが、絶対に効果は保証します!
今回のをステップに次回、工作の際には、ぜひっ、お試しあれ!!
しかし、、、、
良いぃ~~記事だね!!こういうの見ると本当、気持ち良いです!!
ワンランクアップの技法、学ばせていただきました。
さっそく教えていただいた方法で作り直してみます。
パーツを置き直してまた写真アップしますね。
ありがとうございました。