ヒジ関節の外にはみ出してしまいます。
これはMSの構造的に見ると違和感があるし、ちょっとかっこ悪い。

そもそも、Z版のジムIIの設定画では、
マルイチモールドは前腕ではなく上腕に付いているように描かれています。
そこで、マルイチモールドの位置を上腕に変更することにしました。
これがもとのキットの上腕ですが、

これを・・・
このように改造。

使用したマルイチモールドは、
コトブキヤの「マイナスモールドII」の「5」番。
キットの上腕を「マイナスモールドII」の円形状で切り欠いてから
瞬着でガッチリ接着し、その後、半分の深さになるように
ミゾをタガネで掘り込んで別パーツ感を出しています。

また、「マイナスモールドII」のプリン形状の天面を少し削って、
若干、平べったくしています。
次に、ヒジ関節の改造も行いました。
ジムIIの設定画では、ヒジにメッシュケーブルが描かれています。
これを再現してみました。

使用したのは1mm径の紐。
なんらかのストラップの紐らしい。
嫁さんにもらいました。
ヒジ関節のパーツに1mm径の穴を開けてから紐を挿し込み、瞬着で固定。

斜めから見ると、こんな感じ。

次に、前腕の改造です。

このキットの前腕を・・・
こんな感じで削りました。

この段階では、機体前面に向かって、少し斜めに下がっていますね。
削ったのを、上から見たところです。

ここにプラ板を貼り足して・・・

改めて、面が水平になるように削りました。

白瞬でマルイチモールドを埋めつつ、
形状を整えました。

できた前腕を、上腕とヒジ関節に接続したところです。

マルイチモールドが上腕側に移ったことで、
前腕側を曲げてもマルイチモールドはヒジ関節からはみ出ません。
当然ですが。
上腕側を曲げてみたところです。
かろうじて、マルイチモールドはヒジ関節からはみ出ません。
ちょっと妙な位置に来ますが、はみ出るよりはマシということで。
ヒザ関節のマルイチモールドも、似たような可動をしますしね。

ヒジ関節を背面側から見ると、こんな感じです。

メッシュ紐のおかげで、
情報量がアップして精密感が出ているのではないかと。
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