蛍光イエローで塗装しようと思いまして、
ガイアの白サフ(エヴォホワイト)の上に
クレオスのクールホワイトを塗って下地とし、
その上にクレオスの蛍光イエローを塗装しました。
すると・・・
下地にヒビ割れが発生!Σ( ̄ロ ̄lll)
泣く泣く塗装を剥がし、塗りなおし。
下地が生乾きだったのが原因かと思い、
今度は下地を丸一日以上乾燥させて、再度、蛍光イエローを塗装。
しかし・・・
またまた下地が溶けたような感じでヒビ割れ。
おいおいおい、どうなってるんだ? ( ̄_ ̄|||)
・・・そーいえば、蛍光塗料をエアブラシ塗装したのって、初めてだなぁ・・・
何か特性があるのか?
で、ネットで調べてみると・・・
蛍光色は「染料系であるため重ねた塗料に染み出す」。
・・・へー。
でも、これは今回はあまり関係ないかなぁ。
あと、「乾燥時の収縮がラッカー系と異なるため、塗膜が割れる」。
・・・ふーん。
・・・
それだっ! 「ふーん」じゃねぇ!
蛍光色が下地に染み込んで、なおかつ収縮したために
下地がヒビ割れたんじゃなかろうか。
・・・って、蛍光色ってそういうものなの?
で、クレオスのMrカラーのカラー一覧表を見ると、
「蛍光色を塗る際は、一度に厚塗りせず、薄く塗り重ねてください」
との記載がありました。
・・・くそ~、いまさらそんな情報を知っても・・・<(≧[]≦;)>
気を取り直し、塗装を剥がして3回目のトライ。
下地の上に、蛍光イエローを薄くサッと吹き、
乾燥させてから、またサッと吹き・・・
そんなことを5~6回繰り返しました。
あ~めんどくさ・・・
しかし、なんとかヒビ割れずに蛍光色を塗装できました。
やったぜ。
次に、その上から光沢のクリアーを薄く吹き、これも成功。
ふふ、順調、順調♪
最後に、ターゲットセンサーの十字をエナメルの黒で塗りこみ、
はみ出した部分をエナメル溶剤で拭き取り・・・
(きゅっきゅっ)
・・・あ、あれ? なかなか拭き取れない・・・
おかしいなぁ・・・
なおも作業を続けると・・・
(きゅっきゅっきゅっきゅっ)
おおおい! 蛍光の色が薄くなってきたんですけどっ!
エナメル溶剤で剥がれたというより、
綿棒の摩擦で少しずつ剥げてきていたようです。
・・・クリアー層にまで染料の染み出し特性が出てきて
拭き取りにくくなっていたんだろうか。
・・・うーむ・・・
再度、ネットの情報を探しまわってみると、
クレオスの蛍光塗料の割れを防ぐには、
30~40%のクリアーを混ぜればいい、とのこと。
・・・へーそうなんだ。
でもさ、そんなに混ぜたら、色が薄くなるんじゃないかい?
ということで、実験してみました。
ついでなんで、ガイアカラーとニッペ水性も比較しちゃえ。
サーフェイサーエヴォホワイトの上に、
それぞれの蛍光色を塗ってみました。

クレオスの蛍光色は不透明でツヤ消し、
ガイアの蛍光色は透明で光沢、
ニッペはクレオスと同じく不透明ツヤ消しです。
ガイアの蛍光色を不透明にできないかと思い、
Exホワイトを分量を変えて混ぜ、比較しています。
結果、少しだけExホワイトを混ぜるだけでも
不透明っぽくなることがわかりました。
で、これに紫外線を当てると、こうなりました。

やはり、クリアーやホワイトを多く混ぜるほど、
蛍光能力は弱くなるようです。
ガイアの蛍光100%が一番明るい。
透明だけど、下地に白を塗るから、これでいいか。
最初から光沢なのも良い感じ。
で、無事にガイアの蛍光イエローで塗装を終え、
例によってエナメル黒を塗って拭き取ろうと・・・
(きゅっきゅっきゅ)
・・・また、拭き取りにくかった・・・(T_T)
染料系の上にはエナメル塗料がやたらと食いつくようです。
色剥げ一歩手前で作業中断。

ちょっと黒が汚れのように残っているけど、
もう、これでいいや・・・ ( lll ー。ー) =3
ターゲットセンサーを5回も塗りなおす気力はない。
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すばらしいです!
クリアーや白を混ぜても問題ないと思います。
目で見た感じはほとんど変わりませんから。
でもブラックライトを使ってみたい場合は反射率は重要かと。
クリアーなガイアカラーが一番発光するというのは、
透明な分、塗料内のすべての蛍光成分に紫外線が当たるから・・・でしょうか?
不透明だと表面の蛍光成分にしか紫外線があたりませんからね。
憶測でしかありませんが。