今年もよろしくお願いいたします。
昨年末は引越しでバタバタしていましたが、
それもようやく落ち着いてきました。
ダンボールにしまっていた塗装ブースを荷解きしたところ、
かなり汚くなっていました。
それと、今まで使っていたのはWAVEのスーパー塗装ブースなのですが、
ガード(マジックテープで固定する構造)が固定できなくなってきていました。
そこで、良い機会だと思い、塗装ブース自体を新しくすることにしました。
しかし、新品を買うと高いので、ファンやダクトをWAVEのものから流用しつつ、
ケースをホームセンターで買ってきたプラケースに変えることにしました。
こんなふうに、ケースの底に、ファンが通るように穴を開けました。
穴は、ヒートペンで切断していきました。

底からちょっと距離(10cmくらい)をあけて、
ふすま用隙間埋めテープ(スポンジ製)を、内壁にぐるっと貼り付けています。
これは、ハニカムフィルターを設置するためのストッパーです。
WAVEの塗装ブースからはずしたシロッコファンをネジで留めました。

それと左右の内壁に、すきまテープを短く切って追加で貼っていますが、
これはハニカムフィルターをロックするためです。
ファンの前面に布製フィルターを取り付けました。

使っているのは、目が粗めの、台所ガスレンジ用フィルターです。
もともとWAVEの塗装ブースは、
専用のフィルタをマジックテープで固定するのですが、
粗めのレンジフィルターもマジックテープに張り付くので、流用しています。
それと、このレンジフィルターはイオンで買ってきたものですが、
100均でも同等品を売っているかもしれませんね。
次に、ハニカムフィルターですが・・・
これを使いました。

ご覧のとおり、ネコの爪とぎです。
マタタビの粉末付き(笑)。ダイソーで買ってきました。
中身はこうなっています。

ダンボールの断面がずらっと並んだ感じ。
これを3つ両面テープで連結して、布製ガムテープでフチを補強。
これでフィルターは完成です。

実はこの「ネコの爪とぎフィルター」、
クレオスのハニカムフィルターよりも目がかなり細かいです。
まぁ、もともと爪とぎですからね。
この目の細かさが、吉と出るか凶と出るか・・・
吉だといいなぁ(笑)
ともかく完成したハニカムフィルターを、
こうやってはめ込みます。

最後に、クリップ型蛍光灯を取り付けて、
明るさを確保。

これで完成です。
今のところ塗装をする機会がないので、
この塗装ブースの実力のほどはわかりませんが・・・
使い勝手は良さそうな気がします。
・・・というか・・・
良いことを祈ります(笑)
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ハニカムですが、あった方が空気の流入の均一化になります。
ただ、塗料の目詰まりの頻度がどうなるか?缶スプ使うと、凄い勢いで詰まる事請け合いです(笑)
レンジフィルターは100均で購入して、
必要サイズに切って使ってます。
缶サフ使うので、消費が激しいです(笑)
ブラシをもう二本買おうかな?
今年も宜しくお願いします。
レンジフィルターの目詰まりよくわかります。
ドムのときも、何枚変えたことか・・・(笑)
今回のハニカムフィルターが役に立つことを祈ります(笑)
今年もよろしくお願いします。
ご質問いただいた、
「作り物感のない写真への一体感が出せるのか」
ということですが、結論から言うと、
「その場所の空気をキットに反映させること」
といえます。
背景写真の影をよく見て、影の色の濃さ、影の方向、
影の色味(昼なら紫寄り、夕方なら茶色寄り)を想像します。
空気中の水蒸気が濃ければ、巨大な建造物は霞んで見えますし、
青空ならば空気中に薄青紫の光が乱反射するので、
キットにも薄青紫色のもやがかかったような色合いを加えると、
リアルになります。
このような色合いを画像加工ソフトで加えてもいいのですが、
一番簡単なのは、できるだけ同じ場所、季節、天候、時刻に、
同じ方角を向いて風景とキットを撮る・・・ということです。
こうすると、単純にキットの写真を切り抜いて合成するだけで、
自然に背景に馴染みます。
ちなみにズゴックは、昼に近所の飛行場施設を撮り、
帰宅後1時間以内にキットを撮っています。
キットを撮影するときに気をつける点は、
「目線の高さを合わせること」です。
ズゴックの写真を例にすると、背景は土手の上から撮ったので、
目線はタンクの屋上くらいの高さでした。
ズゴックの頭頂高から推測すると、タンクの屋上の高さは
ズゴックの股間の高さあたりだと思いますので、
キットを撮影するときのレンズの高さを、
ズゴックの股間に合わせて撮影しています。
アレックスのほうは、かなり面倒です。
キットを室内で撮りましたので、風景に合わせるために、
かなりキットの色味を画像加工ソフトで調整しています。
ただ・・・これは感覚的に
「ここにMSが立っていたら、こんな風に見えるだろうな」
で作っているので、なかなか「こう」という回答ができません。
強いて言うなら、「観察力」が必要、というところです。
最後に、お手軽な「ごまかし」をお教えします。
それは、「足元を隠す」という方法です。
足元が見えると、地面とのパース(遠近法)を合わせないと違和感が出るのですが、
足元を隠すことで、そのパースの狂いをある程度ごまかせるのです。
テレビの特撮ヒーローが例としてわかりやすいのですが、
巨大化している敵や怪獣を人間の目線で見ている場合、
巨大な相手の足元は、崖やビルなどで少し隠れていることが多いと思います。
ズゴックもアレックスも、この手法を使っています。
アレックスなんて、本当は足元のパースは全然合っていません(笑)
長文ですみません。
お役に立てるといいのですが。
デジラマは、観察力とイメージ力、それと根気が必要です。
大変だと思いますが、がんばってください。
僕もデジラマもっと増やさないといかんな~とは
思っているのですが・・・
プラモの製作だけで手一杯というのが現状で・・・(汗)
でもブログ名に「&CG」と付けている事ですし、
がんばってデジラマも作りますね。
アンノーンです。名前をつけるのを忘れていました。アドバイスありがとうございます!
正直他のデジラマはどれも絵みたいで現実感がありませんでした。たぶん作者がロボットを見せたいがために影が薄かったり、モールドをはっきりさせすぎたりと、どうしても浮き上がっているものばかりでした。
しかし、冬弥さんのものはそこにある感覚があったので本当にびっくりです。
是非とも他の作品を見たいです!こういうものを知り合いの写真などで合成してあげたり出来ると喜ばれそうですね!
すばらしい観察眼をお持ちだと思います。
>たぶん作者がロボットを見せたいがために影が薄かったり
僕もプラモを作るのでわかるのですが、
せっかく作ったプラモですから、
やはり「見せたい」という気持ちはあると思います。
結果、アニメ的な(機体が目立つ)見せ方に
なるのではないでしょうか。
>モールドをはっきりさせすぎたり
これも正確な分析だと思います。
特に、ガンダムスミ入れペンなどで「ラインを引く」ような手法は、
デジラマのリアルさを損なう原因です。
実際の自動車で考えるとわかりやすいのですが、
ドアやボンネットの境界線にスミは塗ってませんよね。
「影」でラインに見えているだけです。
ただ、プラモの場合は小さいので、
モールドをある程度目立たせるために
スミ入れをするわけですが。
そこで、「黒」や「グレー」ではなく
「クリアー系の濃い色」(下地が少し透ける色)で
スミ入れをするといいと思います。
あくまで僕の意見ですけど。
あと、もし宇宙のデジラマをする場合、
NASAの写真とか「MS IGLOO」とかが参考になると思いますよ。
僕も宇宙デジラマはまだ作ったことがないので、
まだ研究中だったりしますが。
それではロジックモンスタさん、
お互い良いデジラマ作品ができるように頑張りましょう。