ようやく完成しましたよHGUCドム。
ずいぶん時間がかかったように見えるかもしれませんが・・・
これでも、僕の完成品の中では一番早かったりします(笑)
いつもどんだけ手が遅いのかわかりますね。
まずは前面の写真です。
あ、ちなみに今回のブログ記事では、
写真をクリックで拡大できるようにしています。

背面。

側面。

・・・と、これだけではナンなので、
ちょちょいと解説してみます。
一度、やってみたかったんだよねー(笑)
■頭部
モノアイを削り落とし、Hアイズに交換したくらいで、
ほとんどキットのまま。
個人的な好みで、モノアイ周りのリングは付けていません。
■胴体
少しだけ頭部襟元が沈み込めるように、首の胴体側を掘り込んでいます。
肩にディテールアップパーツで換気窓を追加。
装甲の分割ラインでスジ彫りを深くして、
別パーツ感をできるだけ演出してみました。
拡散ビーム砲は、円の中身を削って平らにし、
マイナスモールドを深く掘り下げたうえで、
内側にキット付属のシールを貼り(黒い部分は切り抜いて使用)、
その上から無色のHアイズを貼っています。
コクピットハッチと腰部ベルトにアップリケ装甲を追加。
腰部ベルトのものは、腰アーマーの可動部分を保護するつもりで。
リアスカートにスジ彫り追加。
リアスカートにMMP-80マシンガンをホールドできるように
ドムトローペンからマウントパーツを移植。
弾倉やヒートホークを取り付けるために、
腰アーマーには取り付け用の穴をあけています。
■腕部
上腕にスジ彫り追加。
ヒジ関節にディテールを掘り込んでいます。
左腕には旧ザクのシールドをマウント。
シールドをマウントするために、
ザクIIの肩とシールドから接続部分を切り取って移植しています。
シールドの持ち手は、ドムに合うように位置と角度を変更しています。
■脚部
スネからフレアまで、一周するようにスジ彫りを追加。
フレア部に排熱ダクトパーツと、取り付けボルトを追加。
ヒザ関節横に、マルイチパーツを接着。
脚部フレア部にスジ彫りを追加。
ミサイルポッドを取り付けるためのマウントラッチを
ザクIIのキットから移植。
■武装
・ラケーテンバズ
先端の配管(ケーブル?)を
真鍮線や真鍮管などで作り直しています。
さらに、先端にピンクのHアイズを接着。センサーのつもりで。
ターゲットスコープは、緑のHアイズを使用しています。
これは、ドムトローペンのモノアイが緑なので、それに合わせました。
その他、バズの砲口にライフリングを追加。
バズ後方のスリットは開口しています。
あとは、全体のスジ彫りでパーツの分割を強調。
・ラケーテンの弾倉
キットは弾がモールドすらなかったので、
見える部分だけでも補うため、スクラッチした弾を2発入れてあります。
・MMP-80マシンガン
真鍮線を使って、可動式ストックを再現しています。
マシンガン先端のセンサーに、Hアイズを付けています。
・MMP-80マシンガンの弾倉
1つ1つが別々に見えるよう、ノコギリで切れ目を入れています。
弾倉には1発だけ、真鍮製の弾丸を埋めています。
弾丸は真鍮線と真鍮管の組み合わせ。
・ヒートカタナ
オリジナル武器として、プラ版でスクラッチ。
鞘のマウント部分には、ABS製の関節を使用しています。
・ヒート剣
キットのままです。
・ヒートホーク
HGUCザクIIのものを使用。
刃の部分にスジ彫りを入れて、別パーツ感を出しています。
・シュツルムファウスト
HGUC旧ザクのものをそのまま使用。
■カラーリング
MGドムの説明書の線画をパソコンに取り込んで、
画像加工ソフトで色を塗りながら決めました。
ベージュっぽい色は、Mr.カラーの「セールカラー」。
赤い色は、Mr.カラーの「あずき色」。
茶系の色は、Mr.カラーの「オリーブドラブ」。
グレーの色は、Mr.カラーの「MSグレージオン系」。
いずれもタミヤエナメルのスモークでスミ入れし、
最後にフィニッシャーズのつや消しクリアーを吹いています。
カタナ、ヒート剣、ヒートホークの刃には、
ガイアカラーの「スターブライトアイアン」を吹き、
その上にクレオスの水性トップコートの光沢を吹いています。
肩やスカートの白いラインは塗装ではなく、
1mmのラインテープです。
・・・以上、解説でした。(^^)
斜め上からも撮影してみました。

この角度でようやく、
マシンガンの弾倉内の弾が見えます。
ここから、ちょっとアクションシーン。
まずは、ラケーテンバズ。

緑のターゲットセンサーと、砲口内のライフリングが見えます。
砲口の下に、小さなセンサーがキラリと光っています。
何のセンサーかは知りません(笑)
カタナを抜くところ。

そのまま振り下ろし。

ちなみに、バズとその弾倉は使い切ったということで廃棄。
カタナも折れ(笑)、マシンガンを撃つ。

さりげなく、ストックを展開していたりして。
使用する意味がなさそうな長さですが(笑)
今度はヒート剣。

突進。
いよいよ、やばくなってきた(笑)
ついに、ヒートホークを抜く。

こうして、だんだん身軽になっていく・・・(笑)
写真は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました。
ちなみに、シュツルムファウストとミサイルポッドは
アクションシーン的な撮影はしていません。
動きがあまりなさそうで、見ていて面白くなさそうだったので(^^;)
・・・それにしても・・・
このドム、ゆるゆる仲間とのドムコンペ用に作り始めて、
コンペ終了後に完成したという、なんとも間抜けな作品(笑)
製作開始当初、塗装変更くらいで、ほぼストレートに組む!
という目論見でスタートしたんですけどね~・・・
コンペ参加の皆さんの進捗をネットで見ていたら、
けっこういじっている作品ばかりだったので、
自分だけ塗装変更くらいだと申し訳ない気がして・・・
せめて武器を大量に持つとか、違いを出さなきゃと。
気がつけば、脚部にダクト増設したり、
スジ彫りを追加したり、あげくには武器をスクラッチ。
そして、その挙句にコンペには間に合わず(^^;)
まぁ、いろいろ実験的なこともやったので(金属加工とか)、
経験値を稼ぐ、いい練習にはなりました。
でも、もう懲りたので、
二度とここまで武器いじることはないだろーな・・・ (ーー;)
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これだけ丁寧に工作してあると、サクっと作ってしまって申し訳ない気分です(汗)
ドム・コンペは皆さんの性格が出ていて面白かったですね。
でも拓さんのドム、
「サクっと」じゃないでしょーが(笑)
作業速度はサクっと終わったような速さですけど、
そりゃ実力の成せるワザで。
SVXさんやベルさんの途中経過を見ていたのもありますが、
玩蔵で拓さんの完成品も見たのも、
こーなった原因のひとつですからね(笑)
ドムコンは面白かったですね。
できれば、僕もきちんと間に合わせたかったです(^^;)
塗装の発色も良くて羨ましい限りです(汗)
作り手でここまで差が出るのが楽しくもあり、打ちのめされもすると、
良い経験をさせて頂きました。
・・・ISAさんは完成したかなー?(笑)
とても丁寧な感じでかっこよいですね。
いい色味だなぁと思ってましたがセールカラーしかも生色だったのですね。
生色で十分派の私には
あえて生色でのカラーリングとても良いと思います。
でも塗装、実はけっこう失敗していまして。(^^;)
写真だとわかりにくいのですが、
装甲の色味が均一ではなかったり、
カタナホルダーに色むらがあったり・・・(汗)
発色に関しては、混色していないためではないかと思います。
だから今後、混色することがあれば、
僕も壁にぶち当たるんだろうな・・・と今から戦々恐々(^^;)
確かに、ISAさんのギャムの完成品、拝見したいですねー。
実は僕も生色派でして。
というのも、僕は色を混ぜて作るのが苦手で・・・
昔何度か失敗してトラウマに(^^;)
今はもっぱら、ガンダムカラーを使うか、
設定に近い色を探してきて塗ることにしています。
おかげで塗料ビンが大量ですが(笑)