改めて、ラケーテンバズの本体をいじりはじめました。
バズ後方のロケットの排気ダクト部分を切り離し、
フィンの合わせ目消しのついでに、
開口してみました。

フィンの穴がふさがっていたときよりも
かなりいい感じになりました。
しかし・・・
バズの先端から、開口した後部の穴の光が見えるようになってしまいました。
あたりまえですが。

そこで、エバグリの7.9mmのプラパイプの底に、
プラ版でふたをしたものを作り、

砲身先端から入れてしまいます。
これがまた、砲身の太い部分の内径と
ぴったりなんですね~。

その上から砲口パーツを付ければ、
後方の穴の光も見えず、いい感じの深さの穴になります。

こりゃ、思った以上にうまくいったわい。(´ ー`)
あと、ラケーテンバズの砲身側面には、
よくわからないケーブル(配管?)が這っています。
キットのは、抜きの関係で、
ケーブルっぽい丸みが出ていなかったので、
現在、砲身の合わせ目を消すときに一緒に削り落としてあります。
そこで、今度は、真鍮線・真鍮管・ツブシ玉を組み合わせて、
このケーブルを再現しなおすことにしました。
1mmの真鍮線を、ラジオペンチで現物合わせで曲げていきました。
そして・・・
曲げ終わったあとで気づいたのですが、
ツブシ玉や真鍮管が、1mm真鍮線では通らないことが発覚。
真鍮管の内径1mmって書いてあったから
信じて安心していたのに・・・(>_<。)チクショウ
ためしに、手元にあった0.9mmの洋白線を通すと、
するすると管を通りました。
ということは・・・
真鍮より硬い洋白線を使って作り直すか、
現在の真鍮線を削って細くするか。
2つに1つの選択・・・
悩んだ挙句、後者を選びました。
もう一個を、そっくり同じに作る自信がなかったので・・・
しかも硬い洋白線だし。
で。
直径1mmから0.9mm(くらい)まで真鍮線を削って、
ツブシ玉と真鍮管を通したのがこれです。

真鍮管は、線の左端先端にかぶせてあります。
写真のカッターマットの最初の白線のあたりまでが真鍮管です。
この真鍮管、外径と内径の厚みが極薄なので、写真だと分かりにくいですね。
ツブシ玉は、左端から3分の1くらいのところにある銀色の部分です。
これは見てすぐわかると思いますが。
ツブシ玉は1個です。
このケーブルを取り付けると、
こんな感じです。

バズの先端の取っ手(?)部分ですが、
キットだと抜きの関係で取っ手の上半分が埋まっていましたが、
ここにケーブルの先端が顔を見せるため、ほっとくわけにもいかず、
デザインナイフで削って板を掘りおこしています。
「プラ版で作り直したほうが早くね?」
と、ゆるゆるの仲間にも言われましたが・・・
自分でもそう思いました(笑)
ただ、そのときにはもう削り終わっていたので・・・(TーT)
バズのシールドに小さな切込みを入れ、
そこをケーブルが通って裏に出てきます。
ケーブルの先は、センサーの箱につなげてあります。

ただ、このシールドを抜けたあとのケーブルがどうなっているのか、
資料が見つけられませんでしたので、
ここは独自解釈です。
キットはシールド前面でケーブルが途切れていましたが、
それだと何のためのケーブルなのか意味不明なので、
たぶんケーブル先端には補助センサーか何かが付いていて、
後方のセンサーボックスで情報を統合するのだろうと解釈し、
こんな感じにしています。
ちなみに・・・
MGドムにもラケーテンバズが付いていますが、あれも、
ケーブルがシールド前面で途切れています。
当初は「これが正解なのかな?」と思って参考にしていたのですが・・・
今はちょっと、「間違っているのでは・・・」と思って、
独自解釈に走りました。
それが正しいのかどうかはわかりませんが。
(追記)設定画を見直してみたところ、
シールド前面まで延びてきたケーブルが、
そこで途切れていました。
HGUCもMGも、設定画通りです。お騒がせしました。
結局、「謎のケーブル」という疑問を残しつつも、
後で僕もシールド前面で線が終わるように直しました。
間違っているのでは?と思った理由は・・・
MGドムは、ラケーテンバズのカートリッジ内の
弾の形状が設定画(前回の記事参照)と異なること。
そして、弾の「880mm」が弾頭の長さを表している・・・と
説明書にあったことです。
1/144での話しですが、
880mmを1/144スケールに換算すると、約6mm。
キットの砲口直径も約6mmでした。
つまり、弾はほぼ球形ってことになります。
これは、ロケット付きの砲丸の弾を打ち出すようなもんです。
また、MG付属の弾は砲口よりも直径がかなり小さく、
そのままでは砲身がブカブカです。
弾頭に翼もありませんので、弾は直進しないのではないかと思います。
そうなると、砲内にライフリングが必要なのかな~ということになり、
そうなると、砲内径と弾頭の直径がほぼ近くないといけなくなり・・・
結局、弾の直径が880mmでいいんじゃないか?と
自分の中で結論付けました。
あくまで、僕個人の推考ですので、
本当はMGの説明書で合っているのかもしれませんが・・・
そうそう、資料が見つからなかったといえば・・・
センサーボックス後部のファインダー(?)みたいなものも、
実際にはどうなっているのかわかりませんでした。
とりあえず、液晶ファインダーのように、
Hアイズの四角いのをはめ込んで対応。

しかし・・・
人間ならともかく、モビルスーツが液晶ファインダーを使うかなぁ?
カメラでカメラを覗き込むようなもんだし・・・
うーん・・・
自分の中でさまざまな消化不良の疑問を残しつつも、
なんとかかんとか、進めています。
それにしても・・・
本体のドムよりも、はるかに手間がかかっているなぁ(笑)
ここまでいじらなければ、
変な疑問も出てこなかっただろうに・・・ ( -。-) =3
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バズだけでここまで手を掛けるとは・・・
只者ではないですねー。
私ならとうの昔に万歳してます(汗)
真鍮管のディテは思った以上にカッコ良いです!
正直、そこまでしなくても・・・
と思ってましたが、効果絶大ですね!
私のラケーテンは、ザクーが持っているので、
そこまでしません(大笑)
今までは、武器は説明書通りに作って終わり。
もしくは、作らずにランナーに付いたまま(笑)でした。
ドムコン用の僕のドムは、
「武器が主役」と考えてましたので、
「見せ場」を武器に持ってきたのですが・・・
結局、上越には間に合わず(笑)
まぁせっかくプランが頭にあることだし・・・
と、いじり始めた結果、
プラン以上にいじっている始末(笑)
せっかくなので、いつか作る(かもしれない)
トローペンで活躍してもらいます。(^_^;)