同社の「磨き・ケバ立ち取りブラシ」は通常は収納できません。
が、ブラシだけふらふらとケースから外出していると
管理が面倒になるので(なくすかもしれないし)、
ブラシの軸を改造して、ケースに収納できるようにしてみました。
軸をミニダイヤモンドカッターで切断して短くし、
5mmプラ棒に2.3mmちょいの穴を開けたスペーサーを自作、
接着しました。

ブラシのカップ根本が太くなっているので
その部分がケースに干渉しないようにしなければならず、
スペーサーの調整が意外とシビアでした(笑)

写真でプラ棒(自作プラパイプ)とブラシ軸の接している場所が
黒くなっていますが、これはゴムとかじゃなくて、
ただの目印のマジックです。
ともかく、これでめでたく
「磨き・ケバ立ち取りブラシ」もケースの住人になることができました。

ラッカー薄め液を使っていたのですが、
最近になってようやく、クリーナーの便利さがわかった冬弥です。(遅)
実は数年前にクレオスのツールクリーナーを買ったきり、
その臭いのキツさで使っていなかったんですよ。
薄め液よりちょっとよく落ちる程度だろうと思ってたんですよね。
で、もったいないからとハンドピース洗浄に使ってみたところ
これがすごくよく落ちる。(当たり前)
ハンドピースの洗浄時、今までのラッカー薄め液の洗浄回数と比べて、
半分以下の洗浄回数できれいになります。
何色も吹き付ける際の時短が半端ないです。
もっと早く使っていればよかったな~。
最近は、臭いが緩いと言われているガイアのツールウォッシュを
使っています(ノズルが便利なので)。
さて、話しは変わりますが、手袋について。
僕は、普段の塗装では使い捨てビニール手袋を使っています。
ゴム手袋のように指にフィットするので扱いやすい。
昔はゴム手袋を使っていたのですが、持ち手をクルクルひねると
指のゴム被膜が巻き込まれていくので使いづらい。
で、今はビニールを愛用しています。
使い捨てのポリエチレン手袋も持っていますが、指にフィットしないので、
ニードルの拭き取り時なんかに指先の感覚がわかりづらく、
塗装時にはあまり使いません。(以前それでニードルを曲げてしまったし)
で、いつものようにビニール手袋を着用し、
ツールウォッシュを使い、
ティッシュやキムワイプでハンドピースを洗浄していて、
ふと指先をみると…
溶けて穴が開いてました。

だいたい3~4回、
カップの溶剤を指を突っ込んでティッシュなどで拭き取った結果です。
すげえぜ、ツールウォッシュ。
薄め液では一度もこんなことにはならなかった。
さて、どうしたものか。
で、ふと、最近ではエポパテのコネコネでしか使っていなかった、
ポリエチレン手袋があったことを思い出しました。
ビニール手袋の上から、さらにポリエチレン手袋を装着し、
同じように洗浄作業をしてみた結果…
ポリエチレンには穴が開かなかった。

ちょっと光沢が増しているので、厳密には溶けているんでしょうけど、
でも、ビニール手袋の倍の回数使ってもこの状態。
ビニールもポリエチレンも石油製品なので、
ポリエチレンはダメ元だったんですけどね~。
思いのほか良好な結果になりました。
ニードルの拭き取り作業以外は、こいつでいいかな。
▼ポリエチレンとビニール
どちらも石油が原料でガソリンに近いナフサから造られる。
ナフサから「エチレン」が造られ、更に圧力をかけたのが「ポリエチレン」。
ビニール(塩化ビニール)はエチレンと塩(塩基)がほぼ半分くらい混ざっている。
風呂が沸くまでのわずかな時間で、
少しでもサフ吹きを進めようと作業を敢行。
普段はエアブラシ塗装する際、
手にフィットするビニール手袋を使用するんですが、
このときは、時間がなかったので、
とりあえずそこらにあったポリ手袋を使ったんですよ。
ブカブカなので、嵌めるのも外すのも楽だろうと。
で、数パーツだけ、大急ぎでサフ吹きをして、
これまた急いでハンドピースを片づけ…
ニードルをティッシュで拭いた際に、
「ん?何かいま横方向に引っ掛けたような…」
案の定、曲がってました\(;∀;)/

ニードルを拭くときの感覚がいつもと違ったのと、
急いで作業したのと、
久しぶりにエアーブラシ使ったのと、
注意力が足りなかったのと…
まぁ、いろいろ要因が重なった結果です。(T_T)
で、ハンドピースを新調するには高すぎるし、
ニードルだけ買えないものか…と
ネット検索してみたら…
ありました。
スジボリ堂さんで、各ハンドピース用のニードルを売ってました。
いや~、助かった。
で、注文して、ネコポスで本日届きました。

あ~よかった…
これで塗装ができますわ。
時間がないのは相変わらずですが。
まぁ、できる範囲で、ちびちびやっていきます。
それはともかく。
僕はスジボリ堂さんでネット購入したのは
今回が初めてなのですが、
こんなステッカーが同封されてました。

こ、これは…
「閣下…。心、洗われました」 (;∀;)>
最近完成させてない僕としては、
心にしみる格言ですなぁ。
ゲートをアルティメットニッパーで処理しています。
で、ニッパーを使うときなんですが、
できるだけ根元付近で切るようにしています。
たとえアルティメットであっても、
先端で切るとちょっと白化したり、
かすかにパチと音がするときがあるんです。
でも根元で切ると無音できれいに切れています。

しかし。
根元で切れる構成のゲートならいいんですが、
こういうゲートの場合・・・

どうしても先端で切らざるをえず、
ちょっと不満があったんですよね~ ( ´Д`)=3
で、最近知ったのが、
短い刃のアルティメットニッパーの存在。
“ゲートをニッパーの根元で切りたい”の続きを読む>>
白瞬+メンタムによる「剥がし」を実現していましたが、
メンタム側にも白瞬が強めにくっついてしまい難儀しておりました。
ジョニポンさんからのヒントを得て、
「Mr.シリコーンバリアー」(クレオス製の離型剤)を使用して試してみました。
プラモのタグにシリコーンバリアーを塗布して乾燥させ、
そこに白瞬を塗り付けました。

白瞬を硬化させてから、
ペリペリと剥がしてみると、こんな感じ。

さすが、離型剤。
多少欠けたものの、細かなディテールまでも白瞬に反映されていrます。
スルッと取れたわけではありませんが、
大した力も必要とせずに剥がせたので、合格ラインなのではないかと。
まぁ、あとで離型剤を落とす手間はかかりますけども・・・
ちなみに、僕が白瞬と呼んでいるのは、
高圧ガス工業(株)の「シアノン」のことです。
WAVEの黒瞬に対して勝手に白瞬と呼んでいます。
今回、この白瞬を剥がす際、ペリペリとめくっていったのですが、
その際に白瞬がけっこう反っていたにも拘わらず折れなかったので、
白瞬には意外と柔軟性があることがわかりました。
てっきり、少し反らしただけでパキッと折れると思っていたのですが。
ちなみに・・・
同じようにして、同様のタグ(ジムIIを二個持っているので)を使って
メンタム塗布でもやってみましたが・・・
こちらは、剥がすことさえできませんでした。
白瞬とプラの接合面にナイフを挿し込もうとしても、刃が入らない始末。
・・・。
先日のシールド十字、よく剥がせたなぁ、僕・・・ (´∀`;)