ポリキャップ隠しと接続を兼ねて、
フレームっぽいディテールが施されたパーツがあります。
ヒザ前面はこのようになっており・・・

ヒザ背面はこうなっています。

つまりは、前面も背面も同じディテールです。
ディテが何もないSEED系HGなどに比べれば見栄えがして良いのですが、
ミゾが上端まで届く前にフェードアウトしていることと、
背面と前面が同じディテールっていうのが
僕的にはちょっと物足りなく感じました。
そこで、もう少しだけフレームっぽく見えるよう作りこむことにしました。
ヒザ前面です。

先ほども述べたように、
ミゾが上端に届く前になくなっているので・・・
タガネでミゾを延長しました。

足を伸ばしている状態ではほとんど見えない部分だし、
前面はこれでヨシとします。
・・・っていうか、良いディテが思いつかなかっただけですが。(^_^;)
それはまぁともかく、取り付けてみるとこんな感じです。

パッと見、初期状態とほとんど変わりません。
間違い探しのレベル。(笑)
次に、ヒザの背面側ですが・・・
こっちはもう少し、メカっぽく見せたいと思います。
これがキットのままの状態。

これに、スジボリ用ガイドテープ(HIQ PARTS)を貼りまして・・・

ガイドに沿ってケガキ線を入れます。

これで、3mm幅の「アタリ」ができたので・・・
そのケガキ線からはみ出さないようにしながら
もともとのミゾの深さとツライチになるまで
3mmのタガネで掘り込んでいきました。

この3mm幅のミゾ・・・
・・・っていうか、ここまで広いとすでにミゾと言うより
段差ディテっぽいですが・・・
まぁとにかく、その両脇を
0.1mmタガネや目立てヤスリで深く彫りました。

サンドイッチ構造に見えるようにするのが狙いです。
そしたら、ヒザ裏の上下中心に
2mmのプラストライプ(イエローザブマリン)を貼りまして・・・

プラストライプに近いところが一番深くなるように
デザインナイフや彫刻刀(小刀形状)を使って
レ字に掘り込んでいきました。

これで完成です。
このパーツを取り付けてみたところです。

一応、「なんちゃって二重関節」を目指してみたのですが・・・
第三者にも、二重関節っぽくみえるといいなぁ・・・
だって、自分だけにしか「二重関節」っぽくみえないとなれば
それはもう「なんちゃって二重関節」ではなく
「妄想二重関節」ですからね。
「なんちゃって」レベルか・・・
「妄想」レベルか・・・
「なんちゃって」レベルか・・・
「妄想」レベルか・・・
・・・・・・。
なんかどっちも似たり寄ったりなんじゃないかと
いう気がしてきた。
それなりにメカっぽく見えるようになったし、
どっちでもいいや。
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ジム!魅力的な機体ですよね
個人的にはMGのVer1.0、最初のジムのプロポーションが好みですが
子供のころ近所の模型店に1/144のジムが全然売ってなくて
オヤジに泣きついて車であちこちの店を回ってもらってやっと見つけて買ったのを覚えています
いまだにF90も完成せず、それなのにオリジン版にまで手を出してますが
最近やたらと昔のモナカキットを作りたい衝動にかられています。
おっと独り言になってしまいました!
関節、しっかり改修の意図が伝わってきます!
ジムは外装がとてもシンプルなので
ガンダムなどでは目立たないこういった改修も
目を惹くんですよね!
僕もMGの1.0のGMのデザインは好きです。
僕は、GMは「ヤラレメカ」ではなく、
「主役を張れる機体」というイメージを持っています。
マンガやゲームとかだと、充分に主役として活躍してますからね。
まぁ、パイロット次第、ということですけど。
そこで、今回作っているGMは、
エースパイロットが乗っても違和感のないGM、というイメージで作っています。